エナガ

エナガとは

エナガとは、エナガ科エナガ属に分類される鳥の一種である。

Aegithalos caudatus trivirgatus
図1:エナガ Aegithalos caudatus trivirgatus(Yasuo Hamashima -https://commons.wikimedia.org/wiki/User:濱島康郎

形態

全長は約14 cmないし13 cm。翼開長は約16 cm。体重は5.5 - 9.5 g。左記体長には長い尾羽を含むので、尾羽を含めない身体はスズメ(体重約24 g)と比べるとずいぶん小さいが、 羽が柔らかく膨らみ、尾が長いため、実際よりやや大きく見える。尾の長さは約75 mm。 黒いくちばしは小さく(約7 mm)、嘴峰は湾曲している。首は短く、丸い体に長い尾羽がついた小鳥である。雌雄同形同色で、外観上の区別はできない。 成鳥は瞼が黄色く、南方系の亜種(エナガなど)の場合は黒色の太い眉斑があるが、北方系の亜種(シマエナガなど)の場合は頭部全体が白い。眉斑を有する南方系亜種の場合、 眉斑はそのまま背中まで太く黒い模様になっている。肩のあたり(背の両側)と尾の下(下尾筒)は淡い葡萄色で、額から頭上、および顔と体下面は白い。翼・尾は黒い。羽毛は薄褐色の初列風切が10枚で野外では黒く見え、 次列風切りが6枚で重ねると黒く見え、3列風切が3枚で他の風切羽より褐色味が強く、尾羽は6枚で内側3枚は黒色、外側3枚は黒色に白色の模様が混じる。 幼鳥は成鳥で黒色になる部分が淡色で、眉斑などは褐色味を帯びる。また頬は淡黄色で、瞼は赤く、背・下腹部の淡い葡萄色味はない。

分類

エナガ Aegithalos caudatus は体の大きさ・体の各部の羽色の相違から20前後の亜種に分類されている。 以下の亜種の分類・分布は、IOC World Bird List (v10.1)に従う。基亜種を除く日本に分布する 亜種の分布・和名は、日本産鳥類目録 改訂第7版に従う。